こんにちは!映像制作やってます。TAKUXです。
今回は、視聴者様からこんな質問を頂いたので、記事にさせて頂こうと思います。
頂いた質問は、
「動画を本格的にやりたいけど、機材って何を買えばいいの」
「パソコンは今持ってるけど、スペック的にどうなのかな」
「カメラとパソコンがあればいいんじゃないの?」
このような悩みに対して、掘り下げていこうと思います。
かなり一歩的な内容ですが、分からない方のために、私のリサーチ・経験の上、決断しやすいように記載させて頂いております。
それではいきましょう。
まず用途について。
例えば、映像でガンガン稼いでいきたい人・趣味でやりたい人がいたとして、両者とも同じ機材を使う必要がありません。
趣味であれば10~15万くらいのカメラで十分ですし、
ガンガン稼いでいくためにやるのであれば、20~50万のカメラは買っておきたいところです。
「思い」について。
これは僕の失敗談ですが、趣味だからってことで、エントリーモデル的なSONYのa6400を購入しました。
買った当初はすごい映像綺麗!!
とか思ってましたが、突き詰めるほど、
もっときれいな映像を撮りたい!
手振れ補正欲しい!
10bit撮影したい!(専門用語は割愛)
この機能が欲しい!
もっと大きな案件を請けられるようにしたい!
とか言って、結局高いカメラを欲しがるようになりました。
こんなに映像にはまることが最初から分かっておけばよかったのですが、結局たどり着いたのは、カメラ沼でした。
追求するがゆえに、いいカメラが欲しくなる現象。
そのことも踏まえて、今のあなたがもし、もう完全に映像にハマっているなら、言いたいです。
最初からいいカメラを買ってください。
どうせいいカメラが欲しくなるから。
次に、あなたが趣味でとどめておきたいのなら、
エントリーモデルでも十分映像は楽しめます。
次の動画は、最近そのカメラ(a6400)で撮った、お出かけの時の映像です。
エントリーモデルでも、お仕事を頂くことは可能です。
a6400を一年間愛用してましたが、まだまだ活躍できるカメラと思います。
今回は全く分からない方のためにカメラからPC、周辺機器までのセットを3パターンで考えてみました。
以下の通りです。
の3パターンでわけてみました。
趣味の方向けでも、約50万円しますね・・・。
これでも費用をかなり抑えてる方だと思います。
a6600は本体に手振れ補正機能があって、ジンバルなしでもある程度の動画を取ることができます。
また、APS-C機という部類のカメラなので、レンズがとても安いのです。
新しいレンズを購入したいときにも、手が出しやすいので、オススメです。
このセットなら、動画クリエイターとして十分にやっていけます。
趣味では十分すぎるのですが、それでも最低限この機種にしたいなって気持ちがあるので、a6600を厳選しました。
他にも紹介したい機能があるのですが今回は割愛します。
また、a6600でも、個人経営のお店の動画制作案件や、結婚式の撮影などもこなすことができます。
もう一度言いますが、
最低限でありながら、十分すぎる画が撮れます。
レンズについては、ズームレンズをピックアップしてます。
なぜなら、初心者のうちはたくさんの画角(焦点距離)を経験するのがベストだと思うからです。
ズームをすれば焦点距離が変わります。
いろんな焦点距離を見て自分が好きな焦点距離を探しましょう。
ズームレンズ以外に何があるの?
ってわからない方がいるかと思いますので・・・。
ズームレンズ以外に、単焦点レンズというものがあります。
単焦点レンズはズームができませんが、解像度や、映画っぽさがズームレンズに比べて勝るのです。
これは、映像をやっていく中で知っていってほしいです。(省略します。)
最初から単焦点レンズでいくと、たぶん映像に「飽き」が来やすくなります。
画角毎回同じだと、映像も見てて飽きるものです。
いろんな画角で撮るからこそ、この映像は見てて飽きない。ってのも実際にあるんです。
だからいろんな画角を楽しめるズームレンズをお勧めします。
PCスペックに関しては、BTO専門店(パソコンを組み立てたりする専門店)などにて、「上記のスペックで最安値で組んでください!」と言えばいいです。(雑だけど多分それが手っ取り早い。)
今回では約20~30万円値上がりしましたね・・・。
ただし、カメラがワンランクよくなった分、撮れる画は手に取るように分かります。
a7ⅲと言えば映像クリエイターの中でもNo,1のシェアを誇るくらい売れているカメラです。
それだけ人気なカメラで、「定番」とも言えます。
機能に関しては最高すぎます。
もう一つお勧めしたいのが、「LUMIX S5」というカメラです。
こちらは何が魅力かと言えば、「10bit」撮影ができることです。
単純に、自分の好きな色味が表現しやすくなるという意味で、
これができることで、「映画」のような質感に近づけることができます。
これに対してa7ⅲは「8bit」撮影までなので、表現できる色情報が少なくなります。
たとえば、暗い部分をもう少し明るくしたいという場合に、以下のようになります。
a7ⅲ 8bit→明るくできるが、画が汚くなる(色が崩れやすい)
S5 10bit→明るくしても、絵が崩れにくい(色が崩れにくい)
とう違いがあります。
今回はあくまでもわからない方向けに書いてるので、細かい情報は省略させていただきますが、判断基準の一つとして大きなものを取り上げました。
「10bit」撮影ができるということで、現時点で私の評価は、「S5」に分配があるといえます。
レンズについては。定番のズームレンズですが、値が張ります。
ただ、ズームできることで表現の幅が広がるので、最初に買うレンズは絶対ズームレンズがいいです。(ポートレート撮影しかやらない場合は別の話やけど。)
ジンバルは安定のMOZAです。
ワンランクグレードアップして、MOZA Air cross2をピックアップしました。
操作性は抜きにして、安定性を重視で選んでます。
なんせ、ジンバルなんで、安定してないと意味がないです。(笑)
動画を本格的に始めても、まず後悔はないセットになります。
PCスペックに関しては、BTO専門店(パソコンを組み立てたりする専門店)などにて、「上記のスペックで最安値で組んでください!」と言えばいいです。(雑だけど多分それが手っ取り早い。)
100万越えですね・・・!
これは、本格的に映像をやっていく上では十分な内容となってます。
映像のために、本当に出費を惜しまない人向けですね!
MV制作や中小企業のCM制作をしてる映像制作会社でも使われています。
もちろんこれは10bit撮影が可能なカメラになります。
他のアイテムを使えば16bitの撮影が可能にもなります。(詳細は省略)
なんにしても今注目されているカメラなので、性能面、映像美について心配することはないカメラであります。
あと、本格的にやるなら、レンズも3本くらい準備しておきたいということで、オススメあげてます。
ジンバルのMOZA Air2は使ってる人少ないですが、他社メーカーをリサーチの末、選び抜いたジンバルになります。
安定感がピカイチだということがあまり知られてない商品です。
PCスペックに関しては、BTO専門店(パソコンを組み立てたりする専門店)などにて、「上記のスペックで最安値で組んでください!」と言えばいいです。(雑だけど多分それが手っ取り早い。)
いかがだったでしょうか?
今回はなぜこれをお勧めするのかという説明は、割愛しますが、どれも安心して映像制作を始められる内容にしました。
理由を説明するだけで、多分後24時間は記事を書き続けないといけなくなるので、今回は単純におすすめのセットを紹介させて頂きました。
NDフィルター
これは昼間の動画撮影では必須です。
「カメラのサングラス」みたいなものです。
これがないと昼間の撮影は白とびと言って、映像が明るすぎて何が何だかわからない画になります。
おすすめはこちら!
外付けHDD
動画は容量が大きいです。
そんな容量の大きい動画をたくさんため込む「保管庫」が必要になります。
PCに内蔵されている「保管庫」では全く足りないので、買っておきましょう。
私の知ってる中でコスパ最強はこちら。
最初は4TBあれば十分です。
SDカード
カメラに刺すやつ。
これに動画が保存されて、これをパソコンに刺せば、パソコンで動画が読み込めるっていうやつです。
これも細かいいろんな種類があるので、買って損がないものでコスパがいいやつ出します。
a6400・a7ⅲ・S5を買う人はこちら
(UHS-I U3対応であれば、5倍スローの音声付き撮影が可能になります。以下のがそうです。)
a7Sⅲ買う人
先ほどのSDカードにこれを追加で買えばいいかと。
なぜなら、V90対応であれば10倍スローが撮れるからです。
10倍スローを撮ることも少ないので、64GBあれば十分です。
a7SⅲはSDカードをさすところが二つ付いてるので、先ほどの128GBと一緒に刺せば、一日撮影は4K撮影でもしない限り全然いけます。
高い機材はホント手が届きにくいですよね・・・。
でも安心してください。
大事なのは、安い機材でもどれだけ上手に見せられるか、
どれだけ感動やインパクトやストーリー性を伝えられるかだと思います。
実際に有名なクリエイターでも安い機材で戦ってる方々を見かけます。
その人たちの映像を見ると、本当に機材の問題ではないって思い知らされます。
なので、機材のスペックは最低限に抑えて、その最低限の機材で「修行」をするのもありかもしれませんね。
どうか、いい機材と巡り会ってください!
幸運を!
Mr.TAKUX(大西 択弥)